2014年12月13日土曜日

スピーカーとヘッドホン、どちらが高音質か

私はオーディオをヘッドホンから始めました。

ヘッドホンのほうが手軽で、なおかつコンパクトで、隣人に気を遣う必要が無いからです。

そして、ヘッドホンで出来る最高の環境を整えました。

さらに、勢い余ってスピーカーに手を出したわけです。

なぜ手を出したかというと、スピーカーとヘッドホンのどちらが優れているか気になっていたからです

取りあえずエントリークラスのスピーカーを購入してみました。

そうすると、音質はヘッドホンの圧勝でした。

ただ、音場表現が自然で、もっと突き詰めればヘッドホンを超えるのではないか、という可能性を感じました。

そこで、私が知りうる中で上位の音質を誇るスピーカーを手に入れました。

なぜ最高の物でないか、というと、重くて(大きくて)細かいセッティングができないからです。

結局、30kg重量制限(30kg以上は引っ越しの時困る)をしたうえで

最高のスピーカーを選んだわけです。

このスピーカーを特に考えずに部屋において、安いアンプで鳴らしてみると、

わずかにヘッドホンを超えていました。

さらに、セッティングを煮詰めて、電源周りのノイズを対策すると完全にスピーカー優勢になりました。

ちまたに、解像度はヘッドホン優勢、音場はスピーカーと言っている方がいますが、

私の感覚からすると、解像度は同等、音場と音の完成度はスピーカー圧倒的と言った感じ。

スピーカーのほうが自由度が高いから、良い音を目指すとやることが多いけれど、

その分スピーカーのほうが高音質だと断言できます。

スピーカーで自分が必要な音量を採れる方はスピーカーを選択するとよさそうです。


今新品でスピーカー買うならJBLの50万くらいのか、ONKYOやFOSTEXのユニット買って箱自作か、

ですかね?

B&Wもたまにいいのだしますが、ネットワークがダメだったり、ユニットがダメだったりで中途半端。

DALIも設計思想が残念で、低音がめちゃくちゃだし…。

色々聞き比べないとわからないのだけどね;

スピーカーやるひとは、必ず現行品だけでなくヴィンテージの音も聴いてからスピーカーを購入してください。

2014年12月9日火曜日

フィギュアっていいよね!

いいですね、フィギュア。

2Dを3Dにすることで、

ポーズによっては今にも動き出しそうな迫力があったり、

身体の曲線美が出ていたり。

ポーズだけだったら、グッスマのセイバー・リリィ~全て遠き理想郷(アヴァロン)~

なんて最高ですよね。


グッスマはポーズが上手いと思うですよ。







曲線美でいくと、やはりアルター一択。

太ももの絶妙なふんわり感とか、おなかのくびれ、脇・・・どれを見ても崩れてない。

最近の発表作で行くと、ラブライブ!西木野真姫 水着Ver.

は、見た瞬間に心を射抜かれました(



気持ち足を長くしすぎな感がありますが、見栄え重視ということで。

そこ以外は、女体の全てを理解してるのではないか?と錯覚してしまうほどの出来。

アルターはやっぱり水着ですよね、曲線美最高!




あと、キャラでブヒる分にはコトブキヤもいいですよね。

シャイニングシリーズとか、出来がいいです。

まぁ、突っ立ってる構図ばかりなのが難点だけれど。




フィギュアは最近値段高騰してますが、真姫ちゃんのはちょっとほしいかも?久しぶりに。

もしかしたら突撃するやもしれません。


あ、セイバーは持ってるです、はい。

PCオーディオ DDC導入による音質向上効果の考察

PCオーディオが流行りだしてからDACが登場し、しまいにはDDCなんてものまで登場した。

ここで用語を確認しておく。

DACはデジタルデータをアナログデータに変換するもの。

DDCはデジタルデータをデジタルデータ(入力とは別の形式等)に変換するもの。


今回考察するのはDDC導入による音質向上効果である。

デジタルをデジタルに変換って、音が変わらないんじゃ?って思う方が多いだろう。

実際、原理からいって単にデジタル変換するだけで音は変わらない。

では、ネットでDDCを導入して音質が良くなったという声があるのか、説明する。

といっても、現時点の理解なので間違いもあるかもしれないが…




DDCを導入して音質が良くなる主な要因はデジタル部でなく、アナログ部である。

具体的には、DDCによってノイズをせき止められているのが主な要因だと考えた。

DDCはたいていUSBを入力としている。

このUSB端子は以前の記事で述べたように電源線を含んでいる。

よって、PCからのノイズが電源線から伝わってくる。

このノイズはDDCから出力されるまでにある程度減衰もしくはなくなっている(回路に依る)。

DDCを通るとノイズが少なくなって、結果として音質が向上するのである。

このノイズの対策だけなら、以前の記事で述べたように電源線を絶縁すればよいので

DDCを導入する利点とはいえない。


もちろん、DDC導入によってデジタル的に得する場合もある

DDCに積んである高性能クロックがDACのそれよりも高性能な場合、ジッターが少なくなり、

正確なデータ転送が行える。

また、DDCが対応してるデータ(サンプリングレートなど)がDACのそれより広範囲に及ぶ場合、

DDCを導入したほうが幅広い高音質音源(ハイレゾ音源)を楽しめる。

但し、DACの性能がよければ、DDCを無理に導入する必要が無いわけである。


以上、まとめるとDDCを導入する必要はない


※一部DDCにはエコライザーなるものが入っていて、強引に音色を変えてるものがある。


無料でできるPCオーディオでのUSB電源ノイズ対策による音質向上(低下防止)

オーディオというと、レコードやCDを思い浮かべる方が多いかもしれませんが、近年人気なのはPCオーディオです。

PCオーディオは、その名の通りPCで音楽を再生してそれをヘッドホンやスピーカーで聴く形態です。

ここで問題になってくるのが、PC由来のノイズ対策です。

私はPCとオーディオ機器(DAC等)を基本的にUSBケーブルを介して接続します。

PCオーディオではUSBケーブルを介してノイズがオーディオ機器に伝わらないようにすべきです。

逆に、PCからのノイズをカットできれば、音質は低下しません。

USBケーブルはデータ線2本と電源線とアース線から成っています(図1参照)。


図1 USBケーブルの配線(端子を外から覗いた図)
1番:電源(+5V), 2番:データ(D-), 3番:データ(D+), 4番:アース(GND)


音質にかかわるノイズが乗るのはこのうち電源線とアース線です。

まず、電源線の絶縁についてお話しします。

USBケーブルの電源線を絶縁すればノイズが減少します。

音のS/Nが良くなって、解像度が増します。

但し、USBバスパワー(外部電源を必要としない)機器の場合、電源線を絶縁してしまうと

動作しない、(たとえ外部から電源を供給したとしても)PCがデバイスを認識しない可能性があります。

ですから、まず仮絶縁から始めてください

私の場合は、メンディングテープでUSBオス端子のPinを絶縁しています。

これといったリスクもないので、音質にこだわるなら電源線を絶縁しちゃいましょう。


次に、アース線について触れておきます。

アース線の絶縁にはリスクがあるので、一筋縄ではいきません。

アース線を絶縁するとUSBケーブルに普通施されているケーブル伝送時の外来ノイズ対策である

シールドが意味をなさなくなります。

結局、アース線を絶縁すると外来ノイズに弱くなるというリスクが存在するのです。

とはいえ、外来ノイズが少ない場合、具体的には以下の要件が満たされていればであればシールドは必要ありません。

・ケーブルの長さが短い(2m以下)、
・データ転送が1MB程度
・劣悪なUSBケーブルでない

アース線を絶縁したことによるノイズはブツッといったわかりやすいノイズなので、

電源線とアース線を両方仮絶縁して音を確認するのがよいでしょう。

一番よいのは、電源線とアース線の両方を絶縁することです。

ただ、少しでもリスクを負いたくない人は電源線のみ絶縁を。